「誰かに必要とされていないと、自分の居場所がないような気がする」 「周りの人のために頑張っていないと、ここにいてはいけない気がして不安になる」
今、そんな風に一人で心をすり減らしていませんか?
かつての私は、まさにそのループのなかにいました。 ずっと、誰かから「必要とされること」だけが、私の生きがいだったんです。
幼い頃は、親や兄妹に必要とされることが何より嬉しかった。 でも、私の性格的に想いを伝えることが少し下手で、良かれと思って放った言葉に「キツイ」「優しくない」と言われては、影でひっそりと、心をきゅっと締め付けられるような寂しさを感じていました。
それでも、「誰かに必要とされたい」という気持ちは止まりませんでした。 その寂しさを埋めるように、大人になってからは恋人やパートナー、そして子どもたちに対しても、「必要とされることで、ようやく自分がここに在る気がする」という状態をずっと続けていたのです。
「家族のために」
その言葉は、一見するととても見栄えが良いものです。 けれど、周りを最優先にして自分を最後尾に並ばせ、自分を後回しにし続けていたある日、私の心と身体は限界を迎えました。
「私は一体、何をしてるんだろう……」
溢れてきたのは、猛烈な苦しさと涙でした。 誰かの居場所を作るために、私は自分自身の居場所を完全に失くしてしまっていたのです。
自己肯定感が低かった私が、最初にした「小さなお稽古」
自分を後回しにして苦しくなった私が、まず始めたこと。 それは、誰かに何かを頼まれたり、聞かれたりしたときに、あえて「一呼吸おく」ということでした。
それまでの私は、相手の期待に応えなきゃと、焦ってすぐに「いいよ」「こうだよ」と答えを出してしまっていました。そこに私はおらず、ただ相手の必要を満たすためだけに動いていたのです。
だからこそ、あえて一呼吸おいて、自分の心の声(心地良さのセンサー)を聴いてあげることにしました。そして、震えるような勇気を出して、こんな言葉を口にしてみたのです。
- 「ごめん、できない」
- 「わからない」
- 「(相手の代わりに)答えを言わない」
最初は、口から心臓が飛び出るほど怖かったです。
「冷たい人って思われたらどうしよう」「もう必要とされなくなっちゃうのかな」って、不安でいっぱいでした。伝えた後も、本当にこれで良かったのかな……って、ずっと頭の中でグルグル考えていました。
心地良くある為に
NOを伝えたら、私はすっごく軽くなった
でもね、今だから言えます。 それは、最初だけでした。
勇気を出して「NO」を重ねていくうちに、気づけば私の心はすっごく軽くなっていたんです。
相手の機嫌を伺って、すり減りながら作っていた居場所は、いつでも崩れてしまう脆いものでした。
でも、自分の「心地良さ」を一番に考えて、ダメなものはダメと言えるようになったとき、私のなかに「何があっても大丈夫な、本当の私の居場所」ができていました。
居場所って、誰かに必要とされて初めてもらえる「席」のようなものだと思っていました。
でも違ったんです。
私が私を愛して、私のままでここにいていいんだよ、と自分に許可を出したとき、そこがもう私の「居場所」になっていたのです。
だから、今誰かのために頑張りすぎて苦しくなっているあなたへ、心を込めて伝えたいです。
あなたも、自分のために、NOをちゃんと伝えていい!!
誰かを満たすために、あなたがすり減る必要なんてどこにもありません。
まずはあなた自身をたくさん愛して、満たしてあげてください。
あなたは「ただそこに在るだけ」で、もう完璧な居場所なんですから💕
あなたの心に今日もそっと暖かな灯がともりますように🍃
愛を込めて💖
紗月灯🌙
