変化を楽しむようになった私の話

紗月灯のひとりごと

~心地よいを増やす~

ふと昔のことを思い出した。

たまに会う友達は、 仕事の話やお給料の話、 職場の愚痴を楽しそうにしていた。

その姿が、当時の私にはとっても眩しかった。

みんなが学生から社会人になって、 キラキラした世界に進んでいく中で——

私は19歳で結婚し、 初めての子育てをしながら、 旦那の家での同居生活。

社会から一歩外れた場所にいるような、
自分だけ違う道を歩いているような、
そんな取り残される感覚がずっとあった。

🌿 義家族の中で、心の置き場が見つからなかった日々

旦那の母親は彼が若い頃に他界していて、 家には祖母、義父、義兄が住んでいた。

隣には叔母の家があり、 近所には叔母や義姉妹が住んでいて、 週末になるとみんなが集まって食事をし、 遅くまでお酒を飲むのが当たり前の環境。

その輪の中に、 19歳の私はぽつんと立っていた。

慣れない子育て。 義家族との距離感。 どう接したらいいのか分からないまま、 余裕なく過ごしていた毎日。

あの頃の環境が良い・悪いではなくて、 ただ単に——

自分の心に余裕がなくて、選べなかったんだ。

今になって、やっとそう思える。

🌼 選べなかった過去と、選べるようになった今

私は今、仕事を掛け持ちしてる。

失敗もたくさんあって、 落ち込む日もあるし、 仕事に行きたくない日もある。 逃げたいと思うことだってある。

でもね——

それも変化の一部だと思えるようになった。

「もう少し頑張ってみて、ダメなら辞めたらいいじゃん」 そう思えるようになった自分がいる。

周囲からの視線や評価が気にならないわけじゃない。 でも、その評価は私にとっては何の意味もない。

私は、私。

その感覚が、少しずつ育ってきた。

🌙 見方を変えると、変化はおもしろい

変化を受け入れるというより、 最近は 見方を変えるとおもしろい と感じる。

できないんじゃなくて、 ただ 知らなかっただけ。

失敗したんじゃなくて、 未来の自分への 経験の貯金。

そう思うと、挑戦することが軽くなる。

🌿 “心地良い”を増やすという選択

心地良さを増やすために、 私は「好きかどうか」を意識するようになった。

試してみて楽しいと思うか、 ワクワクするか、 選ぶときに気持ちが高まる方を選ぶ。

部屋の掃除も、 「したくないなぁ〜」と思うことがある。

でも、 綺麗になった部屋で過ごしている自分を想像すると、 今よりもっと心地良いだろうなと思えて、 少し頑張れる。

そして、 私の特にお気に入りはコーヒータイム。

好きなコーヒー豆をミルで挽いて、
ゴリゴリと音がして、
ふわっと香りが広がって、
その香りに満たされる瞬間がとても幸せ。

その時間があるだけで、 「今日も大丈夫だな」と思える。

🌕 “心地良い”を少しずつ増やすことで、私はこれでいいと思えるようになった

心地良さを少しずつ増やすことで、 私はこれでいいんだって思えるようになってきた。

周囲の評価でもなく、 誰かの基準でもなく、 昔の私が抱えていた「取り残される感覚」でもなく——

私は、私。

その感覚が、 変化を楽しむための土台になっている。

「その時あなたは精一杯やったよ」 19歳の私に伝えたい。

あの頃の私は、 選べなくて、 余裕がなくて、 ただ毎日を必死に生きていた。

でも、その経験があったからこそ、 今の私は変化を楽しめるようになった。

逃げたい日もあるし、 落ち込む日もあるし、 うまくいかない日もある。

それでも—— 心地良さを少しずつ増やしながら、 「私は、私」でいいと思えるようになった。

あの頃の私が頑張ってくれたから、 今の私がいる。

ありがとう。

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