以前の私は、いつも怒っていた気がする。
ニュースを見ても、周りを見ても、 ルールを守れないことに強い怒りを感じていた。
その怒りは、家族にも向いていた。
でもある時ふと気づいた。
その怒りは、相手が悪いからではなく、
自分の決めた“こうあるべき”と違ったことへのショックだった ということに。
🌿 “ベキ”は人によって違う
例えば「遅刻」ひとつとっても、価値観は全然違う。
- 10分前に着くのが当たり前
- 時間ちょうどでOK
- 5〜10分遅れても平気
- 30分遅れても気にしない人もいる
10分前に着くのが普通の人からすると、 5〜10分遅れても平気な人を見たら怒りが湧く。
でもそれは、 相手が悪いのではなくて、 自分の“ベキ”と相手の“ベキ”が違うだけ。
🌙 “ベキ”は、自分でコントロールできそうなところに向きやすい
楽しみにしていたデートの日。 もし相手がその日を忘れていたら、
きっと怒ると思う。
でももし
その日が大雨だったら?
どちらかが体調を崩したら?
「仕方ないよね」と自然に思える。
人は、 自分でどうにもできないことには怒りを向けない。
怒りはいつも、 「できたはずのこと」に向かう。
🌿 自分の“ベキ”を書き出してみた
そこに気づいてから、私は自分の“ベキ”を知ることから始めた。
- 約束は守るべき
- 相手を思いやるべき
- 周りに配慮するべき
- 親としてちゃんとするべき
- 人として誠実であるべき
書き出してみたら、 本当にたくさんあって自分でも驚いた。
その“ベキ”は、 私を守ってくれていた部分もあるけれど、 同時に私を苦しめてもいた。
そしてもっと胸が痛むのは、
その“ベキ”を「親としての正しさ」だと思い込み、 子どもたちにも押し付けてしまっていたこと。
🌙 “ベキ”を振り分けることで、生きやすくなった
私は“ベキ”をこう振り分けた。
- 大切なベキ
- そこそこのベキ
- どうでもいいベキ
大切なベキは、 相手に伝えておくことが大事だと気づいた。
そして同じくらい、 相手の大切なベキを知ることも大切。
価値観のズレは、 怒りではなく理解で埋められる。
🌿 手放すには時間がかかる。でも、確実に軽くなる
“ベキ”を手放すには時間がかかる。 つい自分が正しいと思ってしまうから。
でも、 相手の“ベキ”もその人にとっては正しい。
お互いに理解しようとする気持ちと、 自分の“ベキ”を見直すこと。
その積み重ねが、 生きやすさを静かに増やしてくれる。
そして、 価値観が近い仲間や友人と過ごす時間は、 本当に心地よい。
無理をしなくていい。 合わせなくていい。 説明しなくても伝わる。
その安心感が、人生の灯りになる。
🌕 もし今、周りとうまく合わないと感じているなら
なんとなく周りとペースが合わなくて、 イライラしたり、うまくいかないと感じているなら——
それはあなたが悪いんじゃなくて、 “ベキ”がズレているだけ かもしれない。
自分の“ベキ”を書き出すことで、 自分を知ることができるし、 大切な人との関係も優しくなる。
一度、自分の“ベキ”を一緒に見つめてみませんか。
あなたの未来は、静かに待っています💛
あなたの心に今日もそっと暖かな灯がともりますように🍃
紗月灯🌙
